So-net無料ブログ作成

家を出たら稽古の始まり(天地語150) [教話]

おはようございます。

もうすぐ春季霊祭です。ご先祖様のお祭りです。皆さんお参りしましょうね。

当教会では21日に仕えられます。 この時期毎年のことですが、彼岸荒れといって大吹雪が心配されます。ご都合お繰り合わせいただき無事に21日をお迎えしたいものです。

では、今朝のみ教えです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

忙しいということは(天地語146) [教話]

おはようございます。

春の陽気を微かに感じ取れるようになりましたね。

まだまだ境内にも街路にも雪はてんこもりですが、春はすぐそこ、この時期のオホーツクの色はまさに群青です。

大変綺麗ですよ。

ではでは、久しぶりとなりました。 今朝のみ教えです。 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この命 [徒然日記]

 私は小さい頃、一週間危篤状態が続くというまさに九死一生の大病、破傷風を患ったことがあり、その後成長するに従って、この大病の意味を考えるようになりました。

 それは、自分のためだけにこの命を使っては勿体ない、申し訳ないとの思いです。もちろんそう考えるに至ったのは祖母をはじめ両親の影響があってのこと、このお道の信心があってのことです。では、何のために使うのか、そう、神様のためにこの命を使う、つまりお道の教師となるということに至ります。

 教師を志したのは、祖母、両親の背中を見て、自分もそうありたい、そのような生き方がしたいとの思いによるものでした。そしてその背中を、破傷風によって、無い命を助けて頂いたとして、小さい頃から耳にたこができるほど聞かされた祖母や両親の一連の話の中にこそ、私は見ていたのでした。教師を志した原点がここにあります。

 (当時聞いていたこととして、)昭和50年代、日本にはもう破傷風菌はいないとされ、幼児期のワクチン接種も行われておらず(現在では四種混合ワクチンとして接種されています)、また子供の破傷風は全国にも例が無く、緊急搬送された熊本大学付属病院でも、まったくの手探り状態で治療がなされたそうです。助かる見込みは薄く、助かっても脳や目に障害が残るとの事でした。

 結果、私は後遺症も無く回復のおかげを頂いたわけですが、当時お医者さんの口から、奇跡としか思えないと言われるほどの事でした。それだけ完治が難しい病気だったのです。奇跡の少年としてあちこちの科に紹介されたことを幼心に覚えています。

 祖母は「奇跡ということでは済まされない。神様のおかげに他ならず、松次郎を見ればまるで神様を見るようだ。」と話していたことも覚えています。祖母は私が元気に走り回っている姿を見て、神様の広大なる御働きと「人はみな神の愛し子」との深い御慈しみを感じ取っていたのでした。

 さて、それほどの病ゆえに、「今晩が山です」と毎日告げられ、いつ何時容態が急変するかわからないとのことから、家族は病室に付きっきりとなります。そうした最中、担当医から父に献体(遺体を大学などで研究のために使うこと)の話しが持ちかけられます。

 まだ、死ぬと決まった訳ではないのに、その時点での献体の話は、親にとってみればこれほど酷なことは無いでしょう。幼い我が子の死を想像して決断せねばなりません。大変なことだと思います。どんなにか辛いことであったでしょう。

 それでも祖母と両親は、献体を承知します。後に聞かされたことですが、その時の理由がいまだに深く心に残っています。 「この子は小学三年になるこの年までお世話になるばかりで、まだ何もお役に立てていない。死んで尚お役に立てるのであれば、それもまたありがたいことではないか。」 との事でした。

 あるいは、理由と言うよりも、死生を超えて神様のご用お役に立ってもらいたいとの祖母や両親の切なる願いだったのだと思います。

 祖母や父母よりかけられた私達六人の兄弟姉妹に対する願いは、「どうぞ神様のご用お役に立つ子にお育て下さい。」でした。おそらくそうした願いが元にあって、この献体の理由(願い)が生まれたのだと思います。それにしてもこの時の両親の心中、殊更にも母の心中を思う時、その覚悟の切なさ、心が引き裂かれんばかりの思いの中での決断は、とても言葉で言い表すことはできません。年を経るに従ってこの時の両親の心境がいかに容易ならぬものであったか、私の中で重みを増しています。

 今こうして、改めて思い返してみれば、私が最初に祖母や両親の背中を意識したのはこの時ではなかったかと思います。最初にして最新のその背中は、理論理屈では到達し得ない信仰の具体として、私にとっての大きな目標ともなっています。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感